絵具で絵をつけます。
焼き物の絵付けは画用紙に書くようにはいきません。重ね塗りは極力避けなければなりませんし、色の強さにより色を付けていく順番が決まっています。色によって筆の走りもちがいます。さらに、焼き上がりの色合いは、絵付けの時の絵具の色にはなりません。思い通りに描くには知識と経験が必要な世界なのです。
犬山焼は、他と比べても非常に色彩に富んだ焼き物です。同じように多くの色彩に富む窯は、京都と九州の一部に限られます。
昔は絵具の調合も職人技でしたが、現代では、絵具はいくらでも買うことができます。しかし、その絵付けの正しい技法を教えられるのは、実は一部の陶房に限られているのが現状です。
教室では、常時10色の絵具をお使いいただけます。
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