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陶房職人による作品のご紹介

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雲錦手花瓶 unkin-flower-vase

 犬山焼の代表的デザインのひとつである雲錦手が、全面に描かれた花瓶です。春の桜と秋のもみじに彩られた景色は、見るものに春の晴れやかさと秋の郷愁を一度に感じさせます。金で縁取られたもみじは決して派手やかではなく、柔らかい色合いの陶肌と力強く描かれた幹が全体に落ち着きを与え、一角におけば趣のある空間を演出します。

五代作十郎作 高さ約30cm

雲錦手カップ Unkinde cup

雲錦手に彩られたティーカップです。満開の桜に金で縁取られたもみじと、とても豪華なデザインですが、落ち着いた雰囲気を放っています。雲錦手は、カップに描かれればモダンな空間にも溶け込み、明治時代の洋館で紳士淑女が珈琲をたしなむ情景が脳裏に浮かんでくるようです。

七代作十郎作 高さ約7cm

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赤絵の蓋置 Akae-lidstand

犬山焼のもう一つの代表的絵柄である赤絵が描かれた蓋置です。花や小鳥が落ち着いた赤で生き生きと描かれています。かつてこの地で産出された白くきめ細かい粘土が繊細な表現を可能とし、作家の遊び心を駆り立てました。小さな自然の中で見せる動植物たちの生命の輝きが、その繊細な筆先で存分に表現されています。

七代作十郎作 高さ約6cm

金襴手茶碗  Kinrande-wan

 晩秋を思わせる濃い赤のもみじに縁どられた茶碗です。下からちらりと顔をのぞかせる桜が、秋が終わり冬を耐えれば、春がやってくるのだという期待を感じさせます。これらの表現に見られる豊富な色彩は、犬山の技術的な特徴となっています。技術に裏打ちされた色彩感豊かな作品群は、各方面から高い評価を得ています。

五代目尾関作十郎作 高さ約8cm

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犬山焼の栞

犬山焼本窯元でお買い上げいただいた作品にお付けしている栞です。私共のルーツが簡単に記されております。ぜひご一読いただければ幸いです。

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犬山焼尾関作十郎 相生陶房
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